フッ素について

子どものむし歯予防に効果的なフッ化物洗口を推奨

防府歯科医師会では、子どものむし歯予防に効果的なフッ化物洗口を推奨しています。フッ化物洗口は学校や施設などの集団で行うことができ、簡単な方法のため広く応用されています。


フッ化物の効果


フッ化物には、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化する効果と、むし歯菌の発育を抑制する効果があり、むし歯予防に効果的です。

フッ化物の安全性

フッ化物洗口の安全性に関してですが、通常の使用方法であれば、急性中毒、慢性中毒、アレルギーを起こすことはありません。1回分を誤飲しても安全な量に処方されています。また、他のフッ化物応用(フッ化物配合歯磨剤やフッ化物歯面塗布など)と併用しても過剰摂取にはならず、特に問題ありません。


フッ化物洗口法の効果的な時期


フッ化物洗口法では、歯の萌出直後が最も効果的です。主として永久歯の第一大臼歯の生える5歳頃から、第二大臼歯の生える中学生頃が有効的です。
フッ化物洗口法は、幼稚園・保育園・小学校・中学校などの施設で集団応用して頂くことにより、簡単に、安全に、むし歯予防の効果を高めることができます。


現在、防府市では防府市教育委員会の協力により、小学生の期間にフッ素洗口を行っています。
防府歯科医師会は、フッ素洗口が最も有効と考えられる第一大臼歯が生え始める年長児から第二大臼歯が生える中学1・2年生までフッ素洗口を行えるよう推進しています。


一般社団法人 防府歯科医師会
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